「洗面所の収納、もう限界…」洗剤のストック、シャンプーの替え、洗面グッズ。気づけば置き場所が足りなくなりますよね。
そこでわが家が目をつけたのが、洗濯機の上に広がる“天井までの空きスペース”。ここに、幅1800×高さ1900×奥行450mmの大型収納ラックを自作しました。
材料費は7,800円(しかも材料は余りあり)、作業時間はおよそ6時間。ストック一式がまるごと収まり、洗面所がぐっとすっきりしました。実際に作った手順と、つまずいたポイントまで全部公開します。
この記事で分かること:
- かかった費用と、使った材料・工具のすべて
- 大型ラックを安全に組む手順
- 洗濯機まわりならではの、採寸と設計のコツ
完成したラックと、収納できるようになった物
洗濯機の上の空間に、幅1700 × 高さ1900 × 奥行450mmの収納ラックが完成しました。柱を立てて棚板を渡す、シンプルなオープンラックです。
ここに収納できるようになったのは、
- 洗濯洗剤のストック
- シャンプー・ボディーソープの替え
- 洗面グッズ
- キッチングッズ などのストック一式
今まであちこちに散らばっていた“買い置き”が一箇所にまとまり、何がどれだけあるか一目で分かるようになりました。
材料費は 7,800円、作業時間は 合計およそ6時間。電動工具があれば、休日1日でじゅうぶん作れる規模です。詳しい材料と工具は次の章で公開します。
かかった費用と材料リスト
総額は 7,800円。しかも塗料とビスは半分以上が余ったので、実質はもう少し安く仕上がっています。
| 材料 | 内容 | 価格 |
|---|---|---|
| パイン集成材 | 柱・棚板・補強材 | 6,000円 |
| ウレタンニス | 塗装(約半分を使用) | 1,000円 |
| コーススレッド | 組み立て用ビス(ほぼ余り) | 800円 |
| 合計 | 7,800円 |
木材はパイン集成材を選びました。理由は、反りや曲がりが少なくて扱いやすいこと、そして色合いがやさしく、水まわりでも清潔感が出るからです。
水気のある場所なので、塗装にはウレタンニスを使用。表面を保護でき、汚れも拭き取りやすくなります。
使った工具・治具
今回使った道具はこちらです。
電動工具
- 丸のこ:HiKOKI FC6MA3 … 柱や棚板の直線カットに。大量のカットも一気に進みます
- ドリルドライバー:マキタ DF033DZ … 下穴あけとビス留めに
- サンダー:SK11 SWS-200AC … 切断面と表面の研磨に
治具(じぐ)
- ポケットホール治具:Kreg 320 … ビスを斜めに打ち込み、接合部を目立たせず頑丈に組めます
- 自作のこぎりガイド … まっすぐ切るための手作りガイド
手工具
- のこぎり、クイックバークランプ、スコヤ
電動工具がひととおりあると、このサイズのラックでも一日で組めます。これからDIYを始めるなら、まずはドリルドライバー1台から。詳しくは[「初心者が最初に揃えるべき電動工具」(※後日作成)]でまとめます。
作り方の手順
① 採寸と設計(約1時間)
洗濯機・洗濯パンの形に合わせて、柱を立てる位置を採寸します。ここが今回いちばんの肝でした(詳しくは後述)。寸法が決まったら、簡単な設計図に起こしておくと、カットでミスしません。

② 木材のカット(約2時間)
丸のこ+自作ガイドで、柱と棚板をカットしていきます。同じ長さの部材は、一度に寸法を合わせて切ると仕上がりが揃います。

③ 研磨・塗装(約2時間)
サンダーで切断面と角を研磨してなめらかに。そのあとウレタンニスを塗ります。水まわりなので、しっかり乾かしてから組み立てに進みます。
④ 組み立て(約1時間)
ポケットホール治具(Kreg 320)で斜めの下穴をあけ、コーススレッドで接合。ビスが見えにくく、見た目もすっきり仕上がります。柱を立て、棚板を順に固定していきます。

⑤ 補強
最後に、強度を出すために板を斜めに渡して補強します。これで大きなラックでもぐらつきません(この工夫の理由は次の章で)。
採寸と設計で苦労したこと・工夫したこと
今回いちばん頭を使ったのが、洗濯パンの上に柱を立てるための採寸でした。洗濯パンには段差や縁があり、柱をどこに、どう載せるかで安定感が変わります。何度も測り直しました。
もう一つの工夫が、窓の採光です。当初は柱を前後に立てて枠のように組む案でしたが、それだと窓からの光が遮られて洗面所が暗くなってしまう。そこで、柱は最小限に「立てるだけ」にして、強度は斜めの補強材で確保する方法に切り替えました。結果、明るさを保ったまま、しっかり丈夫なラックになりました。
「見た目も使い勝手も妥協しない」ために、ここはじっくり考える価値があった部分です。
安全に使うためのひとこと
高さ1900mmと大きなラックなので、転倒対策はしておくと安心です。重い物は下段・中央寄せに置き、上段は軽い物に。さらに、上部を壁や天井側に軽く固定しておくと、地震などのときも安心です。
なお今回は壁に大きな穴をあけず「置く+補強」で仕上げているので、賃貸でも応用しやすい作り方です。
まとめ
洗濯機上のデッドスペースに収納ラックをDIYすれば、材料費7,800円・作業6時間で、ストック一式が片づく大容量収納が手に入ります。
ポイントは3つ。
- ① 洗濯パンの形に合わせて丁寧に採寸する
- ② 採光や動線を考えて柱の配置を決める
- ③ 斜めの補強で強度を確保する
「次は引き出し収納も作りたい」という方は、[関連記事(※後日作成)]もぜひ。
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